多くの方が気になるサイバー保険の保険料金の相場はどのくらいなのでしょうか?
当記事では、保険料金を決めるポイントや、実際の保険料などを整理しました。
保険料金を決める主な6つのポイント
保険料は、例えば自動車保険や医療保険の個別見積りと同じように、被保険者の事業規模やプランによって料金が大きく変わってしまいますので、被保険者ごとに見積が必要になります。
その見積の際に金額を決めるポイントとして下記のような5つがあります。
- 売上高
一般的に、売上高の高い企業ほど保有情報の価値は高まり、攻撃者にとって魅力的なターゲットとなります。 - 業種
ソフトウェア開発などIT系企業は不正アクセスの対象となりやすく、保証金額は上昇。逆に不動産業や卸売業などは低く抑えられます。 - 補償内容
被害発生時の補償金額はもちろん、カバーする項目も金額に影響を与える部分です。 - 企業セキュリティの状況
導入している企業セキュリティの高低も、保険料に影響します。脆弱なシステムは被害発生の直接的なリスクとなるからです。 - 過去のインシデント
過去情報漏洩などを起こしている企業は、保証金額が高くなります。この部分は当然だと言えるでしょう。 - 第三者認証取得の有無
プライバシーマークやISMSなどの第三者認証の取得がある場合保険料がやすくなる傾向があります。
具体的な金額例
大まかに言うと年額ベースで「数十万円~数百万円」が多いようです。。。
って幅が広すぎますね。
その被保険者ごとの前述のポイントにより振れ幅が大きく、具体的な金額を示すことが難しいですが、各保険商品のページに公開されている具体的な金額例を下記に整理しましたので、参考にしていただければと思います。
ECサイト事業者
年間売上高:1億円 、 補償:最大1億円の場合
保険料:335,310円
引用:http://comodo.jp/products/hoken.html
ASP事業者
年間売上高:1億円 、 補償:最大1億円の場合
保険料:517,620円
引用:http://comodo.jp/products/hoken.html
IT企業
年間売上高:100億円 、 補償:最大5億円の場合
保険料:4,000,000円
引用:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/031600197/
インターネット小売通信販売事業者
年間売上高:100億円 、 補償:最大1億円の場合
保険料:500,000円
引用:https://www.m-hand.info/hirumeshimae/web-encycropedia/cyber_security/
まとめ
まだまだ情報が少なく、大雑把な概算のものしかインターネット上には出ていませんが、目安にはなったのではないでしょうか?
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ぜひご利用頂ければと思います。