〈画像〉山形市ホームページより
山形市は2018年12月10日、ふるさと納税に関する更新業務にミスがあり、約1週間にわたり納税者らの個人情報をホームページ上に公開し続けたと発表しました。
市によると、原因は寄附者らのメッセージを公開する際の事務処理ミス。本来はメッセージのみを公開する予定でしたが、誤って氏名や住所などに加えて、納税情報や返礼品情報なども掲載したと説明しています。
更新時の事務処理ミスで流出
山形市の説明によると、納税者らの情報は2018年11月28日に公開され、その後2018年12月5日に至るまホームページ上に掲載され続けました。
山形市では運営するホームページに納税者らのメッセージを掲載していましたが、納税者の情報が記載されたファイルからメッセージをPDF形式で抽出する際に、誤って全ての納税者情報を抽出したとのことです。
ふるさと納税の関係サイトを停止
山形市は現在、ふるさとチョイスや楽天ふるさと納税など、ふるさと納税に関連するすべてのサイトを一時停止しています。
また今回の流出について深い反省を示し、再発防止に向けて万全の体制を取る考えを表明。影響を受けた納税者らに謝罪するとともに、問い合わせ対応を行っています。
参照平成29年度ふるさと納税に係る個人情報の漏えいについて(お詫び)/山形市