画像:サンワ食研株式会社より
乾燥生姜商品の通販などを手掛けるサンワ食研株式会社は2018年12月20日、同社が提供するオンラインネットショップ「温効生姜オンラインショップ」のサーバーが外部攻撃者による不正アクセスを受けたと明らかにしました。
サンワ食研によると、不正アクセスの影響により最大8,928 件の個人情報に加えて、クレジットカード情報最大1,142件に流出の懸念が発生したとのことです。
サーバー内部に脆弱性が内在
サンワ食研によると、インシデント発生の原因は外部による不正アクセス。決済代行会社よりカード情報流出の懸念について連絡を受け、明らかになったとしています。
連絡を受けたサンワ食研は、カード決済機能を呈した上で外部の調査会社にサーバー調査を依頼。詳細解明のためにログの解析を進めたところ、サーバーの内部に脆弱性が内在していたことが発覚。また、管理体制にも不備があり指摘を受けたとのことです。
今後の対応は
サンワ食研によると、今回のインシデントにより個人情報は最大8,928 件・クレジットカード情報は最大1,142件に流出リスクが生じています。
同社及び調査会社の報告によると、2016年11月14日~2018年10月3日の期間中に、同社オンラインショップの会員であった人やカード決済機能を利用した人が対象。同社は影響を受けた可能性のある顧客らに向けて、謝罪及び対応を進めています。
参照【重要】個人情報、クレジット情報流出についてのお知らせ/サンワ食研株式会社