営業データをライバル社に流出、ソフトウェア会社元社員を不正競争法の疑いで逮捕

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警視庁の生活経済課は2019年1月24日までに、ソフトウェア開発会社ゼネテックに所属していた男性を不正競争法の疑いで逮捕したと明らかにしました。

容疑者はゼネテックの営業データなどをコピーし、ライバル企業の代表者らに流出していた疑いがあるとのこと。同容疑者は社内でデータの持ち出しを明かし、賃上げを要求するなどの行動に出ていたとのことです。

社内データを私物PCに移動

当局の調べによると、容疑者は2017年10月頃よりファイル転送サービスを利用して、ゼネテックの売り上げデータなどを私物PCに移動。2017年12月には大阪府大阪市に位置する競合ソフトウェア会社の代表者らに向けて、合計14件の社内データを流出していた疑いが持たれています。

容疑者は2017年11月にはゼムテックから懲戒解雇処分を受けていましたが、2018年1月には流出先のソフトウェア会社と業務委託契約を結んでいることが明らかになっています。

参照お詫びとご報告/株式会社ゼネテック
参照弊社営業機密情報の不正持出し事件の経過についてのご報告/株式会社ゼネテック