約27億のレコード情報を含む「Collection#1」日本企業のアドレスも確認される

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セキュリティー企業の株式会社ソリトンシステムズは2019年2月21日、サイバー空間の調査中に「Collection#1」と呼ばれる漏洩ファイル群を発見したと明らかにしました。

同社が指摘するところによると、「Collection#1」は合計1万2,400ものファイルで構成され、約26億9,000万ものレコード情報が含まれているとのこと。膨大な個人情報を含んだ「Collection#1」は、各方面から大きな注目を集めています。

日本人や日本企業のデータも含まれる

ソリトンシステムズは「Collection#1」において、日本人や日本企業にも影響が及んだと明らかにしています。

同社が「Collection#1」の分析を進めたところ、末尾を「jp」にした情報が約2,000万件ほど確認されたと発表。「jp」は日本のネットユーザーが使用するメールアドレスである点から、約2,000万アドレスが流出した可能性があります。

また「Collection#1」には、ポルシェジャパンなど日本企業や団体サイトのうち、42ドメインの流出情報も含まれていたと発表しています。

参照約27億件の巨大漏洩ファイル「Collection#1」における日本の被害を特定/ソリトンシステムズ