自動車メーカー14社のアドレスが流出、宛先欄の入力ミス原因

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画像:東京都より

東京都は2019年4月4日、都内の自動車メーカーら(14社・合計17件の宛先)に低公害車に関するメールを送信する際に、設定を誤りメールアドレスが表示される形式で送信したと明らかにしました。

外部の複数の宛先に向けてメールを送信する場合、アドレスを「宛先欄」に入力すると、送付先に全員分のアドレスが表示され流出となります。

外部メールを送信する際は、送信先のアドレス表示が隠れる「BCC」が望ましいとされていますが、今回の担当者が処理を誤ったとのことです。

二次被害などは確認されず

東京都によると誤送信は2019年4月4日、環境局環境改善部にて発生。事務担当者のひとりが自動車メーカーに向け「平成31年度第1回九都県市指定低公害車申請受付」のメールを送信する際に、設定ミスを犯したとしています。

東京都はインシデント発生から1時間後に事態を把握し、自動車メーカーらに謝罪を表明。問題に対処するため、誤送信したメールの削除を要請しています。

現時点で二次被害は確認されていません。今後は外部メールの送信時、複数名による確認などを実施するとのことです。

参照個人情報(メールアドレス)の流出について/東京都