サイバー攻撃リスクに幅広く対応「サイバープロテクター」提供開始|三井住友海上

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MS&AD 三井住友海上火災保険株式会社は、2018年に入り「サイバープロテクター」の提供を開始しています。

サイバープロテクターは、2017年度よりあいおいニッセイ同和損保と共同開発を進めていた保険商品。従来のサイバー保険より1歩前に出た存在として注目を集めています。

3種類のプランの相違点

今回発表されたサイバープロテクターは、合計3種類の基本プランをベースにした保険商品。特約を付与することで補償範囲の調整を行えるため、自社コンテンツに沿った無駄のない商品を組みなおせる点がメリットです。

各プランの概要は以下の通りです。

エコノミープラン

損害賠償を中心に補償。情報漏洩やシステム運用に起因する他人への損害などをカバー。

スタンダードプラン

損害賠償に加えて、事故対応や法律相談、原因調査費用などの「費用的損害」を補償。

プレミアムプラン

サイバー攻撃を含めた幅広い補償を提供。再発防止策や公的調査対応費用など、ほぼ全てをカバーできる。

未来に対応したプレミアムプラン

3種のプランのうち、特に注目したいのはプレミアムプランです。

サイバー保険の中には適用地域を日本国内に限定する商品も目立ちますが、プレミアムプランは適用地域を「全世界」に拡大。今や世界中で危険視されるサイバーリスクに対応した内容です。

また、同プランはサイバー攻撃により生じた、身体障害や財物損壊にも対応。IoT危機などへのサイバー攻撃が懸念される昨今において、大きな期待値を有した商品として、期待が寄せられています。

〈参照〉
サイバープロテクター/三井住友海上