不正アクセス被害でなりすましメール1,000件送信|独立行政法人工業所有権情報・研修館

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画像:弊館に対する不正なアクセスに関する事案について/独立行政法人 工業所有権情報・研修館より

独立行政法人工業所有権情報・研修館は2019年6月7日、同館のJ-PlatPat(特許情報プラットフォーム)ヘルプデスクのメールシステムが、外部からの不正アクセスを受けたと明らかにしました。

同館によると、攻撃者はメールシステムを乗っ取り、約1,000件ほどのなりすましメールを送付。さらにメールシステム上に記録されていた、「J-PlatPat」の操作方法に関する問い合わせ内容や、メールアドレスが閲覧された可能性があると説明しています。

他のシステムへの影響はなし

研修館によると、インシデントは2019年5月29日に発生。不正アクセスの検出後、同館が不正アクセスを防止するための「暫定処置」を取り調査をすすめたところ、流出事案が明らかになったというものです。

ただし同館のヘルプデスクのメールシステムは独立して運用しており、他のシステムへの影響はないとのこと。また暫定処置後の不正アクセスも確認されていないと説明しています。

なお同館はCSIRTを招集し今後、外部の専門機関とともに調査を進める方針です。

参照弊館に対する不正なアクセスに関する事案について