画像:/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構より
エネルギー関係の国立研究機関のNEDO(産業技術総合開発機構)は2019年6月18日、同機構の関西支部にてメール誤送信により2,086件のメールアドレスが流出したと発表しました。
NEDOが説明するところによると、関西支部は登録会員向けのメールマガジンを発信していましたが、2019年6月18日配信の担当者が操作ミスを起こし、登録会員のメールアドレスリストを添付し送付。これによりアドレスの流出が生じたと説明しています。
相次ぐ誤送信
昨今、メールの誤送信による流出が相次いで発生し、多くの被害を出ています。不正アクセスや内部流出など故意の犯行によるものと比べリスクは少ないですが、影響を受けたユーザーへの謝罪とメールの削除依頼など、情報管理に対する事後対応は欠かせません。
また悪意のあるユーザーの手に渡った場合、リスト型攻撃に用いられるなど、二次被害の懸念も生じます。再発防止に繋がる、具体的な施策が求められるところです。
参照個人情報(メールアドレス)の漏えい事案の発生について/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構