学生アカウント奪われ不審メール4,543件送信、情報閲覧された可能性も|東北工業大学

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画像:不正アクセスによる個人情報漏洩の可能性及び迷惑メール送信に関するお詫び/東北工業大学より

東北工業大学は2019年7月1日、学生のメールアカウントが何者かの不正アクセスを受け、迷惑メール送付の踏み台や、アカウント内の情報を閲覧された可能性があると発表しました。

不正アクセスは、2019年5月9日~2019年5月13日にかけて発生していましたが、被害学生自身が不審な送信履歴に気付き、メールパスワードを変更して対処。その後、大学側に相談し、事態の全容が明らかになったというものです。

被害の規模は?

東北工業大学によると、攻撃者は合計4,543件の迷惑メールを送付したばかりか、学内外関係者ら1,003件を記録したアドレス帳や、1,034件の送受信メールを閲覧した可能性があるとのこと。ただし記事発表時点で、二次被害などは確認されていません。

被害の内訳は下記の通りです。

被害内容 件数
送付された迷惑メール(正常に送付された件数) 4,543件(2,330件)
学内外関係者らの氏名・メールアドレス 1,003件
アカウント内の送受信メール 1,034件

参照不正アクセスによる個人情報漏洩の可能性及び迷惑メール送信に関するお詫び