
画像:ボルボ・カー・ジャパン株式会社より
ボルボ・カー・ジャパン株式会社は2019年8月8日、同社直営店の「ボルボ・カー虎ノ門」にてメール誤送信が発生し、個人情報2,940名を記録したファイルを29名の第三者に送信したと明らかにしました。
同社によると2019年7月18日、従業員の1人が商品案内に関するメールを送信する際に、操作を誤り個人情報が記録されたエクセルファイルを添付。そのまま送信したことにより、流出した形です。
直接訪問し謝罪進める
ボルボ・カー・ジャパン株式会社によると、誤送信メールを受信した29名のうち1名から連絡が入り、インシデントが発覚しました。
連絡を受けた同社は、送信先の29名に向けて電話または訪問しメールの削除を要請。記事発表時点で28名とは連絡がつき削除をお願いしたが、現在残りの1名は連絡を取れていない状態としています。
また、同社は影響を受けた2,940名の顧客について、個別に連絡を取っているとのことです。
誤送信防止効果を期待できるメールシステムを導入
ボルボ・カー・ジャパン株式会社は再発防止策として、個人情報や電子メール送信時に遵守すべき事項を定め、周知徹底を図るとしています。
また、ファイルの自動暗号化機能と、外部メール送信時に上長の承認が必要となる、新たなメールシステムの導入を発表。2019年8月8日より取り入れ、外部流出対策をする考えを明らかにしました。
参照個人情報流出に関するお詫びと、その対応について/ボルボ・カー・ジャパン株式会社
