画像:神奈川県警察より
神奈川県警などは2019年8月19日、サイバー犯罪への対処能力を競う競技会「CTF神奈川」(CTFは「Capture The Flag」の略で旗取り合戦の意味)が、情報セキュリティ大学院大学にて開催されたと明らかにしました。
競技は3人1組のチームで進み、暗号解読や情報収集・分析などの技術で特典を競うというもの。会場には神奈川県警など13の警察組織に、神奈川県や横浜市の市職員、慶応義塾大学など3大学などが集結し、腕を競いました。
なお、警察部門の結果は下記の通りです。
- 優勝:茨城県警察
- 準優勝:新潟県警察
- 第3位:愛知県警察
キャッシュレス狙う犯罪など懸念
競技会は2012年に発生した「パソコン遠隔操作事件」を契機に発足した研究会が、産官学連携による対策を進めるために、実施しているものです。
競技終了後は、富士ソフト株式会社など問題作成者らからの解説もあり、参加者のサイバーセキュリティ知識と技能の向上が図られるとのこと。
昨今は急速に進むキャッシュレス化をターゲットにした犯罪が相次ぎ、対応能力の向上が求められています。
参照サイバー犯罪対処へ協議会 県警など腕競う 横浜/Yahoo!ニュース