誤送信でメールアドレス157件が流出、山口県「あいサポート運動」委託先業者

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山口県は2019年8月30日、障害者の地域共生に関する業務「あいサポート運動」を委託する学校法人YIC学院にて、メール誤送信による157件の情報流出が発生したと明らかにしました。

県によると、インシデントは2019年8月30日の同日中に発生。当初、YIC学院は誤送信に気付いていませんでしたが、メールを受信した関係者から指摘を受け、明らかになったとしています。

送信設定間違え誤送信

県の発表によると、メールアドレスの流出は宛先設定のミスにより発生しました。YIC学院は「あいサポート運動」を広める研修を行う講師(一般ボランティア)157名にメールを送信しましたが、本来BCCに入力するところをTOで送信したため、メール受信者全員のアドレスが表示されてしまった形です。

山口県はインシデントを受けYIC学院に、「全ての送信先に、お詫びメールの送信により送付メールの削除を行うよう依頼すること」について指示したと発表。また、再発防止に向けて、送信前のチェックを求めています。

参照業務委託先におけるメールの誤送信について/山口県