画像:個人情報の紛失について/大阪府より
大阪府は2019年10月4日、府立生野支援学校にて、同校が保有している外付けハードディスク6台が紛失していた事実を明らかにしました。
発表によると、学校側が最後に所在を確認したのは2019年5月のこと。その後、約4か月間は使用されない状態が続いていましたが2019年9月3日、同行の職員が必要に応じてディスクを保管場所から取り出そうとしたところ、紛失している事実が判明。学校側は捜索活動を進めましたが、記事発表時点で発見に至っていません。
ディスク3台に963件の個人情報
紛失したディスクのうち3台には、合計963件の個人情報が含まれていました。
学校側が経緯を確認したところ、ハードディスクは鍵のかかっていない保管場所で管理されるなど、管理体制に甘さが露呈。また、同校は個人情報を外部記憶媒体に記録することを禁じており、今回の事案はこれに違反した形です。
記事発表時点で外部流出や二次被害などは確認されていませんが、学校側は盗難の可能性が高いと判断。再発防止策として、情報管理や運用体制の見直しを挙げています。
なお、今回の事案で流出した個人情報は、次の通りです。
平成29年度、30年度の個別の教育支援計画 | 360件 |
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平成30年度校外支援に関する文書 小中学校等9校 | 41件 |
平成29年度、30年度高等部生徒の進路指導等に係る文書 | 202件 |
平成29年度、30年度の授業、学校行事等で使用する児童生徒名記載のリスト | 360件 |