社内サイト悪用し135人のアカウントに不正アクセス、ドコモCSの従業員を逮捕

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NTTドコモの事業分担子会社「ドコモCS」に勤務する20代の男性が、同僚のIDを悪用して社内向けの福利厚生サイトにアクセスした疑いで逮捕されたことが2019年10月16日までに、明らかになりました。

同サイトは業績に応じてポイントを配分し、ギフト券などと交換できるサービスですが、初期設定パスワードが従業員IDという欠点を抱えていました。逮捕された容疑者はサイトの性質を利用して、長期間利用していない従業員のIDを狙って不正アクセスを試みていたものと見られます。

135人からギフト券奪い約587万円に換金か

警視庁の捜査によると、逮捕された男性は2018年6月頃から不正アクセスを繰り返し、2019年2月までに少なくとも135人のアカウントを悪用したものと見られています。

男性は交換したギフト券を買い取り業者に転売する手口を取っており、容疑者の口座には期間中に約587万円の入金があったとのこと。容疑者は捜査に対して、「お金が欲しかった」などと供述しています。

参照ドコモ子会社社員を逮捕=同僚IDでギフト券入手疑い-警視庁/Jiji.com