東京都の都民安全推進本部は2019年12月13日、活動団体の参加者らに事務メールを送付する際に誤送信が発生し、参加者らのメールアドレス75件が外部に流出したと明らかにしました。
東京都が明らかにしたところによると誤送信は2019年12月13日、在日外国人による子供の見守り活動の参加者らに向けて送信したメールで発生。送信後、同日中に受信者らから漏洩の指摘を受け調査を進めたところ、流出の事実が判明した形です。
宛先設定のミスが原因
誤送信の原因は、宛先設定の入力ミスです。東京都では外部に向けた一斉メールを送信する際、宛先設定を「BCC」形式にするよう求めていましたが、メール送信の担当者はこれを誤り「TO」形式で送付したため、受信者間でアドレスの共有による流出が発生したとしています。
東京都はこれを受け、被害者らに謝罪を表明。また、今後は都民に連絡を行う際、複数名でのチェックを徹底する考えを示しています。