ソフトバンク元従業員が社内情報を外部流出か、不正競争防止法違反の疑いで逮捕



画像:当社元社員の逮捕について/ソフトバンク株式会社より

ソフトバンク株式会社は2020年1月25日、同社に所属していた従業員が不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたと明らかにしました。

情報によると、逮捕された元従業員は、社内の文章を無断で社外に持ち出していた疑いがあるとのこと。ただし、元従業員は機密性の高い情報領域へのアクセス権を保持しておらず、システムやネットワークに関する社内調査でも異常は見つからなかったことから、顧客や取引先など機密性の高い情報の流出は否定しています。

機密性に関わるデータは含まれず

報道メディアは、流出した文章が電話の基地局など通信設備に関わる情報で、在日ロシア通商部の職員に手渡していた可能性があると指摘しています。しかし、取引先がロシア通商部であるならば、全容解明の見通しはほとんど立ちません。

検察は外務省を通じてロシア大使館に職員の出頭を求めましたが、取引の端緒を開いた職員は既に帰国し、また外交特権を持つ外交官への捜査も難しい状況です。現時点では、元従業員側の聴取だけを取り、打ち切りとなる可能性があるでしょう。

参照当社元社員の逮捕について/ソフトバンク株式会社