教諭がUSBメモリを持ち帰り紛失、生徒情報249件に流出の可能性│福岡市

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画像:USBメモリの紛失について/福岡市より

福岡市教育委員会は2020年2月21日、福岡市南区の中学校1学年の全生徒情報249名分の氏名データなどが記録されたUSBメモリを紛失したと明らかにしました。

福岡市教委の説明によると2020年2月14日、同中学校に勤務する教員が業務上の理由からUSBメモリを自宅に持ち帰ったところ、翌朝出勤までの間に紛失。教員は自宅を捜索するなどしましたがUSBメモリを発見できず、警察および学校に届け出たため、流出の可能性が判明したとしています。

個別に報告・謝罪を実施

福岡市教育委員会によると、学校側はインシデントの被害者らに対して、個別に報告・謝罪を進める方針です。

また、再発防止策として、今後はUSBメモリを長時間放置せず携帯するほか、鍵のかかる場所に保管するとのこと。また、事例を近隣の市立学校等に周知して、情報管理のルールの順守を徹底するとしています。

なお、今回のインシデントにより流出の可能性のある情報は、次の通りです。

第1学年全生徒の氏名 249名
第1学年生徒の成績 125名

参照USBメモリの紛失について/福岡市