画像:不正アクセスによる迷惑メール送信について/株式会社トクヤマより
山口県などに拠点を置く株式会社トクヤマは2020年3月19日、同社の海外子会社である「Tokuyama Asia Pacific Pte. Ltd.」に所属する従業員のメールアカウントが何者かのサイバー攻撃を受け、乗っ取られたと明らかにしました。
トクヤマ社によると、不正アクセスを仕掛けた攻撃者は奪ったアカウントを利用して、取引先など約440件に対して迷惑メールを送信した痕跡があるとのこと。同社が実施した調査ログより、送信の履歴が判明しました。
二次被害は確認されず
同社は現在、被害状況の調査を進めている状況です。記事発表時点で攻撃者の手口などは明らかにされていませんが、二次被害等は生じていないとのことです。
なお、同社は今後の再発防止策として、アカウントやパスワードなどの管理体制を周知徹底する方針を示しました。
参照不正アクセスによる迷惑メール送信について/株式会社トクヤマ