レノボ・ジャパン株式会社は2018年4月13日、テレワーク時のPC紛失、情報漏洩などのトラブルをカバーする「テレワーク保険」を付帯した端末「あんしんテレワークPC」の発売を発表しました。
「あんしんテレワークPC」の対象端末は、同社のビジネス向けノートPC「ThinkPad」シリーズの一部。2018年4月17日より受注生産を開始するとのことです。
東京海上日動の保険を付帯
「あんしんテレワークPC」に付帯されるテレワーク保険は、東京海上日動の商品。正式名称は「特定危険担保特約付帯サイバーリスク保険です。
同保険は社員の社外業務時に発生するリスクをカバーするもので、会社から貸与された対応PCの利用により情報漏洩が発生した際に、損害賠償金や原因調査費用などを補償。
(例:ウイルス感染調査費用や被害者への見舞金等の対応費用)
更にPC購入段階で自動付帯されるため、契約手続き不要とのことです。
日本独自のサービス
レノボは言うまでもなく中国の企業ですが、今回発表される「あんしんテレワークPC」は、日本独自のサービスです。
これはテレワーク未導入企業の43.2%が「セキュリティ確保」を課題に挙げている点に着目して、同社が提供を開始したサービス。PC機能自体ではカバーできない領域を補償する保険として、大きな注目を集めています。
〈参照〉テレワーク保険付帯 ThinkPad「あんしんテレワークPC」登場~東京海上日動と協業して提供、テレワーク時のトラブルに対応〜/LENOVO