委託先の誤送信で博士課程の学生のメールアドレスなど1,497件流出か

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文部科学省は2020年7月1日、大学院博士課程を進んだ学生人材に関する情報プラットフォーム「博士人材データベース(JGRAD)」の事務作業中にメール誤送信が発生し、登録学生ら1,497人のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

情報によると、誤送信の原因は記載ミスによるもので、担当者がメール本文に新型コロナウイルスの影響を尋ねる内容を記載するとともに、学生ら1,497人のメールアドレスが記載したまま送信したことにより、発生しました。

なお、文科省は博士人材データベースの事務作業を民間事業者に委託しており、誤送信は委託先事業者の従業員により行われたものと見られます。

学生からの指摘により発覚

文部科学省によると、博士人材データベースでは問題のメールを送信後、学生ら数名から指摘が入り、発覚しました。

同省は今後、メール誤送信の抑制に向けて再発防止策を進めるものと見られます。

参照学生1497人のメアド誤送信/朝日新聞デジタル

参照科学技術・学術政策研究所