
独立行政法人日本芸術文化振興会は2020年8月7日、同法人が展開するウェブサイトに対して外部からの不正なアクセスが発生したことにより、国立劇場メールマガジン登録者のメールアドレスが外部に流出した可能性があると明らかにしました。
同法人によると2020年8月3日の12時ごろ、同サイトへアクセスしても閲覧できない事象が発生しました。明らかな原因がないため調査を実施したところ、2020年8月2日の夜間~2020年8月3日にかけて外部からサイバー攻撃を受けていた事実が判明したというものです。
なお、同法人は「国立劇場メールマガジン」を配信している団体です。このため、同法人のデータベースには登録者のメールアドレス5万4,445件が登録されており、流出の可能性が生じています。
メルマガ登録の停止を決定
日本芸術文化振興会は事案発生後、メールアドレスをサイト外のデータベースに移動させ、該当IPからのアクセスを遮断しています。今後はセキュリティ体制を強化し、再発防止に努めるとのこと。
また、同法人が配信する「国立劇場メールマガジン」については、新規登録の停止を決定。合わせて、流出対象となった登録者に謝罪と説明を記した電子メールを送信したとしています。
参照日本芸術文化振興会Webサイトへの不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお知らせ/独立行政法人日本芸術文化振興会
