富山県警と県公的病院協議会がサイバー犯罪防止協定を締結



富山県警と富山県公的病院協議会は2020年8月20日、医療機関を狙ったサイバー攻撃の被害防止に向けて、対応対策面で連携する協定を締結したと明らかにしました。

両組織によると、新型コロナウイルスの発生以後、医療機関を狙ったサイバー攻撃の脅威が高まっている一方で、医療機関側は多忙を極め、ITセキュリティにリソースを割く余裕が不足している状況です。

そこで県警とセキュリティ対応面で連携対処することで、医療機関の機密を維持するよう決定。全国初の県警ー医療機関によるサイバー犯罪防止協定の締結に踏み切ったとしています。

情報提供と通報体制を整備

情報によると、今回の協定によって県警側と医療機関側は双方の通報・連絡体制を整備することになります。

具体的には、県警側は医療機関側に、他国や他県で発生したサイバー犯罪の事例や、サイバー犯罪の防止につながる対策など、被害発生の抑止に関する最新情報を提供。

また、医療機関側は情報に基づいたセキュリティ対策を実施するほか、被害発生時の通報体制を作ることで、県警へのスムーズなSOS要請を実現するものと見られます。

協定によって、病院側はセキュリティー対策を強化し、攻撃を受けた際の通報体制をつくる。県警は、病院と連携した捜査を推進し、被害防止に向けた最新情報を病院側に提供する。

参照病院のサイバー対策で連携 コロナ拡大で富山県|Yahoo!ニュース