マルウェア感染で顧客宛てに迷惑メールか、株式会社アパートナー

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画像:株式会社アパートナーより引用

住宅関連サービスを展開する株式会社アパートナーは2020年8月31日、同社新潟店のメールアドレスを装ったなりすましメールが顧客宛てに送信された可能性があるとして、公式ウェブサイト上で注意喚起を発しました。

アパートナー社の発表によれば2020年8月31日の16時30分ごろ、同社の従業員が同社メールアドレスを装った多数のなりすましメールの痕跡を確認。これを不審に感じた同社が調査を進めたところ、メールは同社新潟店の端末がウイルスに感染した影響によるものであり、また不審なURLや添付ファイルを用いたメールが顧客宛てに送信されている事実が判明しました。

このため、同社は新潟店舗内の端末をネットワークから遮断した上で、関連アカウントのパスワード変更措置を実施。使用も一時的に停止している状況です。

ウイルス感染などの事実は確認されず

アパートナー社の発表では、1台の端末がマルウェアに感染し、そこから情報流出が発生した可能性が示唆されています。マルウェアのなかには、ネットワーク内の別の端末に侵入する類のものも存在するため、感染拡大は懸念事項のひとつです。

しかしながら、同社は記事発表時点で「当該パソコン以外の端末やシステムへのウイルス感染は確認されておりません」と、問題の端末以外の感染を否定しています。合わせて、公表すべき事実が判明次第、発表するとしています。

参照弊社メールアドレスからの不審なメールに関するお知らせとお詫びについて/株式会社アパートナー