損保業界の転換点。「サイバー保険」など中小企業向け商品に期待感。

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画像:東京海上日動HPより

ここ数年、損保業界の中で大きなうねりが生じています。従来の収益の柱であった自動車保険市場を縮小する一方で、サイバー保険など中小企業を対象としたビジネス関連保険を拡大することで、新たな収益源の確保を目指すとのことです。

アベノミクスなど複数の影響により日経平均は上昇の一途を辿っていますが、中小企業の中には未だ不安を感じる会社も多く、保険商品を通じてビジネス拡大の支援を行う考えです。

自動運転などによる懸念も

冒頭にて触れた通り、自動車保険における今後の見通しは決して明るいものではありません。

以前から指摘されてきた少子化や若年者層の離れなどに加えて、自動運転の台頭による保険商品の大幅な売れ行き減も懸念され、短期はもちろん、中長期的にも不安材料が満載。保険業界の潜在的な課題となっていたことは、疑いようのない事実です。

中小企業向けの安価な保険商品も登場

こうした流れを受けて、損保各社が期待を寄せているのが、中小企業支援を対象としたビジネス関連保険です。

東京海上日動が中小企業を対象とした総合的な補償を提供する「超ビジネス総合保険」や、損害保険ジャパン日本興亜が提供する中小企業向けの「サイバー保険・サイバー保険lite」など、各社新たな保険商品に注力しています。

また、これに伴う新たな人材の育成・確保も保険業界の大きな課題となっており、今後のサービス拡大につれて、新たな競争が予想されています。

<参照>
損保業界、「自動車」縮小で新たな収益源 中小企業支援を活発化/SankeiBiz

超ビジネス総合保険/東京海上日動

サイバーリスク保険/東京海上日動

サイバー保険・サイバーLite/損保ジャパン日本興亜