画像:茨城県笠間市より引用
茨城県笠間市は2020年10月6日、同市の管理する職員用メールサーバーが何者かの踏み台にされ、同市と関係のないメールを送信するための中継サーバーとして悪用されていた事実を明らかにしました。
笠間市によると、問題の事象は2020年5月頃~2020年10月6日にかけて起きたもので、現在は詳細を調査している段階とのこと。
発信が明かになったメールの内容としては、ウイルス感染や不正アクセスなどの悪影響を及ぼす可能性があるとして、受信者らに開封しないよう注意を呼び掛けています。
相次ぐ迷惑メール被害に注意喚起
笠間市は現在、メール受信者を保護するため、迷惑メールを開封しないよう呼び掛けています。
実際、法人個人問わず迷惑メールが関係した事例は非常に多く、最近では「Emotet(エモテット)」の被害報告が続いています。近年は新型コロナウイルスの影響から業務連絡などにおいて電子メールを利用する機会が増えているため、警戒が必要です。