佐賀県工事委託先の事務所でPC2台など盗難被害、借地契約書36件のデータ流出か



画像:佐賀県より引用

佐賀県は2020年11月2日、佐賀中部農林事務所で実施する防災関連工事の現場事務所にて保管していた事務処理用PC端末等が盗まれ、対象事業に関係する借地契約書計36件およびその名義人35名の個人情報が外部流出した可能性があると明らかにしました。

佐賀県によれば、盗難事件は2020年10月31日に委託先の事務所にて発生したもので、事務所の窓ガラスが割られるなどしていたとのこと。担当の職員が2020年11月1日に出勤したところ、事務所内部で荒らされた形跡が見つかったため発覚しました。

委託先事業所は事件発覚後、警察に通報したほか、佐賀県にも通知しています。調査した結果、現場からはPC端末2台およびモニター1台が盗まれている事実が確認されたとしています。

借用書データが盗まれる

盗まれたPC端末には2019年(令和元年)~2020年(令和2年)の期間中に実施した工事に関係する、借地契約書36枚分のデータが記録されていました。

県によると、借地契約書には名義人らの氏名や住所が記載されていたほか、契約金額なども記されていたとのこと。このため、県及び受託事業者は対象者らに経緯を説明したうえで謝罪を実施。警察当局に通報しており、捜査を待つ考えを伝えました。

なお、県は今後の再発防止策として、盗難を困難にするため、PC端末と事業所のデスクをワイヤーで接続する考えを発表。また、端末ログインにパスワードや指紋認証を設定するほか、データのクラウド管理なども検討を進めるとしています。

参照佐賀中部農林事務所が発注している工事の現場事務所で盗難被害が発生しました