SBI証券不正出金事件で、末端出し子の少年ら逮捕│埼玉県警



埼玉県警サイバー犯罪対策課は2020年11月10日、不正アクセスが原因でインターネット証券会社のSBI証券から約9,864万円が流出した問題について、同県川口市に住む中国人の少年少女2名を窃盗容疑で逮捕したと明らかにしました。

情報によると、少年らは不正出金に関わったとみられる氏名不詳の人物と共謀し、2020年8月20日~2020年9月16日にかけて、川口市内の各所コンビニエンスストアのATMを利用して、現金を引き出して盗んだ疑いがあるとのこと。

出金の際に他人名義のキャッシュカードを利用していた点などから、いわゆる「出し子」と見て捜査を進めたところ、引き出された金額は約56万3千円で、SBI証券からの不正出金被害者のうち1名の現金と判明したとしています。

20回以上、300万円出金か

今回確認された不正出金は、ゆうちょ銀行を通じてSBI証券から出金する手口が採られていました。
情報によると、犯人らは外部から流出したとみられる被害者のID・パスワードの組み合わせを利用しSBI証券の口座に不正ログインを実行。これを利用して、被害者名義で作ったゆうちょ銀行に現金を送金することで、不正に利益を得ていた可能性があるとのこと。
逮捕された少年らはこれまでも20回以上同様の手口を繰り返し、約300万円を引き出した疑いがあるとのこと。少年らは容疑を認め、「金が欲しくてやった」などと供述しているとのことです。

参照少年少女を逮捕 9864万円流出事件で一部を引き出した「出し子」の可能性 県内男性が被害