アジアンブリッジ株式会社は2020年11月19日、同社が運営するカレーショップ関連サイト亜橋に関連したメールマガジンにて不正アクセスが発生し、同メールマガジン購読者の氏名や住所、メールアドレス(一部、任意入力)など約2万8千件が外部流出した可能性があると明らかにしました。
発表によると、攻撃が確認されたのは2020年10月1日のことで、攻撃者は運用システムの不備を利用した形跡があるとのこと。
このため、同社は外部セキュリティ機関を通じて調査を実施し、メールマガジンの配信を全面的に停止。現在はシステムの脆弱性への対応および詳細の調査を進めているとしています。
被害件数は2万7,944件
アジアンブリッジ株式会社によると、今回の不正アクセスにより、合計2万7,944件のアカウントについて、流出の可能性が生じています。
同社によると、アカウントに登録されている情報は項目毎に必須のものと任意のものがあるとのこと。
必須項目はニックネーム、メールアドレス、生年月日、お気に入り店舗で、これらの情報は全アカウントについて流出の懸念が生じているが、本名、性別、郵便番号、住所、電話番号といった項目は任意入力情報であることから、入力したユーザーについて、流出可能性が生じているとしています。
参照「亜橋メールマガジン」不正アクセスによるお客様情報流出に関するお詫びとご報告