画像:川崎市より引用
川崎市が市のウェブサイトで定期掲載している新型コロナウイルス感染者情報にて掲載ミスが発生し、感染者情報のうち、本来非公開とすべき情報も含めて公開していたことが2020年11月22日、明らかになりました。
情報によると、川崎市では感染者の性別や年齢、居住地(行政区まで)などを公開する予定でいましたが、今回、本来非公開とされるべき「入院先医療機関名、入院日、検査を受けた医療機関、推定感染源となる場所、接触状況」についても公開していたとのこと。
掲載は2020年11月22日の午後3時頃に行われましたが、同日中に閲覧した市民から通知があり、発覚したとしています。
ダブルチェックで防止計画
川崎市は今回の流出について、担当者の失念による人為的なミスと位置づけています。
具体的には、ウェブサイトに掲載する資料を作成する中において、非公開とすべき情報を削除しないまま掲載手続を進めたことにより誤掲載が発生したと説明。
このため、川崎市は再発防止策として、複数名によるダブルチェックを実施すると発表。確認すべき項目をまとめたチェックリストを準備し、責任者のチェックを通すことを徹底するとしています。
参照新型コロナウイルス感染症発生状況データにおける非公表情報の掲載について