一般財団法人関東大学バレーボール連盟は2020年11月20日、同連盟が実施したクラウドファンディング「大学生に集大成の場を。大学バレー秋季代替大会開催へ。」のパンフレット付きリターンの支援者に向けて配信したアンケートについて、本来非公開とされるべき回答内容が別の回答者からも閲覧できる事象が発生していたと明らかにしました。
発表によると、原因はアンケート作成時の人為的なミスによるもの。同連盟は2020年11月18日、プロジェクトページやSNSを通じて支援者へのアンケートフォームを配信していましたが、同アンケートには設定ミスが内在しており、回答後に表示されるリンクを受信者がクリックすると他の回答者の個人情報も閲覧できる状態になっていたとしています。
このため、同連盟は2020年11月19日、該当情報を閲覧できないようシステムを修正。また、流出可能性のある回答者に向け、電子メールで謝罪と報告をしています。
氏名や住所のほか、支援金額なども流出か
関東大学バレーボール連盟によると、今回の事象で流出被害の可能性が生じているのは、同クラウドファンディング支援者らのうち、配信開始後から同連盟が事象を修正する2020年11月19日午前10時までの期間中に、該当アンケートフォームへ回答情報を入力した支援者です。
同連盟によると、流出可能性のある情報は氏名や住所、メールアドレスに支援金額などの入力情報とのこと。一方で、クレジットカード情報や金融口座情報などはアンケート内容に含まれておらず、流出対象外との認識を示しています。