弘前地区消防事務組合は2020年11月27日、同組合が管理している個人情報6件を記録した外付けハードディスクについて、何らかの要因により紛失していた事実を明らかにしました。
発表によると、問題のハードディスクは同組合の職員が日常的に使用していたもので、内部データには同組合が作成・管理している火災調査書類作成業務に関係する個人情報が記録されていたとのこと。
使用していた職員が2020年11月19日に上司に報告したことにより発覚。報告内容から2020年11月11日~2020年11月15日にかけて紛失したと見られるものの、具体的な日付は明らかになっていないほか、記事発表時点で発見にも至っていないとしています。
現在、二次被害は確認されず
弘前地区消防事務組合によると、ハードディスクに記録されていた火災調査書類には、対象者の個人情報として氏名や住所、生年月日や連絡先が記録されていました。
同組合は2020年11月20日付で広崎警察署に遺失届を出していますが、2020年11月27日時点で発見には至らず。ただし、紛失情報の悪用など二次被害も確認されていないとしています。
なお、同組合は事案発生を受け、被害者らに経緯の説明と謝罪を実施。今後は再発防止に向け、周知徹底を進めるとしています。