株式会社NTTデータ数理システムは2021年2月26日、同社が主催するイベントに関するメールを送信した際に誤送信が発生し、保有していた個人情報を記録したリストが外部流出したと明らかにしました。
同社によると、誤送信の原因は担当者による操作ミスによるもの。
担当者は2021年2月26日に、イベントに関係する案内メールを送信する業務に従事していましたが、誤って個人情報リストを添付したまま、送信する事象が発生。誤送信したリストには同社従業員が名刺交換や連絡先登録で得た1万名分の個人情報が含まれている事実が判明したため、公表に踏み切ったものと見られます。
誤送信先にファイル削除を要請
株式会社NTTデータ数理システムによると、同社は現在、誤送信先に向けて個人情報リストの削除要請を進めています。
また、同社は発表にて、個人情報の取り扱い方法に関する対策を講じると発表。情報流出の防止に向けて、対策を進めるものと見られます。