参照:京都市立芸術大学
京都市立芸術大学は2021年3月31日、同大学への入学予定者に向けて発信したメールについて誤送信が発生し、入学予定者135名の氏名などの個人情報が外部流出したと明らかにしました。
発表によると、誤送信の原因はアドレス欄の入力ミスによるものです。同大学では新年度に備えてクラス分け作業を進めており、事務局側から教員側に生徒らの氏名や志望科などの情報を電子メールに添付し発信していましたが、送信業務を担当する職員が教員のアドレスを入力する際、「@gmail.com」とすべきところを「@gmai.com」と誤入力する事象が発生。
これにより、同大学は入学予定者らの個人情報が大学と関係のない宛先に流出した可能性があるとして、公表に踏み切ったとしています。
誤送信先にメールの削除を要請
京都市立芸術大学によると、同大学は被害者に対して個別に謝罪し、説明を進めるとしています。また、誤送信メールには個人情報が含まれている点から送信先に対しても連絡を取り、メールデータの削除を要請しているとのこと。
なお、同大学は再発防止策として、今後は全職員がメール送信時の確認を徹底するよう求めていくと発表しています。
参照メール誤送信による入学予定者等の個人情報流出について/京都市立芸術大学