画像:神戸市水道サービス公社より引用
神戸市水道サービス公社は2021年5月7日、市水道局の配管情報などを提供している神戸市水道Web閲覧システムにおいて、一般利用者に対し誤って管理者用IDおよびパスワードを発行するミスが発生したと明らかにしました。
公社によると、誤発行した管理者用IDはシステム利用登録者の個人情報などへアクセスできる、管理者用サイトへのログインに必要な情報です。
誤発行は2021年5月6日のうち約20分の間に起きたもので、期間中に一部の一般利用者に対して管理者用IDおよびパスワードを発行したとのこと。公社は誤発行の判明後、管理者用サイトを停止する措置を講じましたが、期間中に管理者用サイトへの2件のアクセスが確認されたとしています。
アクセス者に直接連絡を取り対応
公社によると、管理者用サイトでは、システム利用登録者95名の氏名やメールアドレス、IDおよびパスワードが記録されていました。
このため、公社は誤発行により発生した2件のアクセスについて、利用者を特定し直接連絡。両名とも管理者用サイトへのアクセスを認めたものの、目的内の利用にとどまっている事実を確認したとしています。
なお、公社は情報閲覧の可能性が生じた95名についても個別に連絡。パスワードを再度発行する対応を取りました。
参照神戸市水道サービス公社への委託業務におけるID・パスワードの誤発行について