画像:寒河江市より引用
山形県寒河江市は2021年6月10日、寒河江市が実施するマラソンイベント「“さがえ”さくらんぼマラソン大会」に参加賞のさくらんぼプレゼントに関係する電子メールを誤送信し、賞の受け取りを希望した参加者のメールアドレス725件が流出したと明かしました。
発表によると、寒河江市では市の名産品であるさくらんぼをマラソン大会の参加賞として、大会参加者らにプレゼントするとしていました。ところが2021年6月9日、市の職員が受け取りを希望した参加者らに電子メールを一斉送信する際、送信先のアドレスが表示される形式(TO)で送信するミスをしたとのこと。
これにより、メール受領者間でお互いのメールアドレスが表示されてしまう事態が発生。ミスに気付いた市民より指摘が入り、事態が判明したとしています。
ダブルチェックの徹底で再発防止へ
寒河江市によると誤送信した職員は、賞の受け取りを希望した参加者らのアドレスを100件単位で区切り一斉メールを送信していました。
このため、対象のメールアドレスは合計725件あり、これらが100件単位で流出したとのこと。ただし、記事発表時点で流出したメールアドレスを悪用したと見られる例は確認されていません。
なお、寒河江市は今回の誤送信を受け、個人情報を含む電子メールを送信する場合や外部一斉メールを発信する場合において、複数名での内容確認を徹底すると発表し再発防止に努めるとしています。
参照さがえ”さくらんぼマラソン大会におけるメールアドレスの誤送信のお詫び