愛媛大学、誤送信で全学生9,166名の個人情報や奨学金情報を流出

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愛媛大学は2021年7月10日、大学に所属する事務員が発信した電子メールにて誤送信が発生し、同大学に所属する全学生約9,166名の個人情報を学生17名に誤送信したと明らかにしました。

愛媛大学によれば、誤送信を起こした職員は奨学金業務を担当しており、2021年7月5日~2021年7月6日かけて、学生17名に事務連絡メールを送信しました。ところが、職員が送信したメールには本来公開すべきではない、学生らの個人情報が記載されたExcelファイルが添付されていたとのこと。

誤送信発生後、大学がExcelファイルを確認したところ、ファイルには愛媛大学に所属する全学生約9,166名の氏名や住所、連絡先などが記載されていたほか、奨学金を利用している学生の奨学金情報や収支状況が記載されたファイルが含まれていたとのことです。

流出情報の削除を確認

愛媛大学は誤送信判明後、全学生に謝罪したほか、誤送信先となった学生17名に事情を説明しメールの削除を依頼しました。

愛媛大学によれば、記事発表時点で誤送信メールの削除が確認されており、流出情報の拡散は確認されていないとのこと。大学は事態を受け、全職員に個人情報の管理徹底を指導し、再発防止すると発表しています。

参照愛媛大学、全学生の個人情報を学生17人に誤送信