画像:応用地質株式会社より引用
応用地質株式会社は2021年10月7日、同社が運用する「土地情報レポートサービス」で使用するサーバーの一部がランサムウェアに感染し、システム障害が発生したと明らかにしました。
応用地質によると2021年9月30日、同サービスのユーザーより「サービスが利用できない」と指摘を受けたとのこと。同社が調査したところ、原因はサービス提供用に設置しているサーバーが、ランサムウェアと見られるマルウェアに感染している事実が判明したとしています。
同社はこのため、被害サーバーおよび関係する通信を遮断する措置を講じ、サービスの一部も停止を決定。ユーザーに謝罪しました。
個人情報の情報流出は確認されず
応用地質株式会社は現在、マルウェア感染に至った経路や原因の調査を進めている状況です。また、専門会社の協力を得てシステム復旧を進めているとのこと。
なお、情報流出はランサム感染により想定される被害のひとつですが、同社は今回のサイバー攻撃による業務データや個人情報の流出を「確認されていない」と説明。情報流出はないとの立場を取っています。
参照当社サーバーへのランサムウェアによる攻撃について/応用地質株式会社