ランサム被害のケンウッドが続報、日本出向者含む116名の情報流出か



画像:株式会社JVCケンウッドより引用

株式会社JVCケンウッドは2021年10月8日、同社欧州3拠点(オランダ、ベルギー、イギリス)で運用するサーバーが不正アクセスを受けた問題について、該当拠点の日本出向者含む従業員および取引先など116名の個人情報および各拠点の販売情報・経理情報に影響が生じた可能性があると明らかにしました。

JVCケンウッド社は2021年9月、同社の欧州3拠点におけるサイバー被害を発表していました。これまでの発表ではメール送受信システムに不具合が発生したことや現在は復旧していることなどに触れる一方で、具体的な影響範囲については言及を避けていましたが、調査の進捗によりこれが明らかにされた形です。

なお、同社によると記事発表時点で対象情報が外部流出した形跡は確認されていません。同社は調査を継続する方針で、現地の捜査当局と連携し事態に対処するとしています。

セキュリティ強化で再発防止へ

株式会社JVCケンウッドは今後の対策として、セキュリティ専門家の協力を得て再発防止に取り組む一方、従業員に個人情報管理および情報管理体制の厳重化を徹底するとしています。

不正アクセスは時として業績に影響を及ぼしますが、現時点で同社は今回の不正アクセスに伴う業績への影響は軽微と評価しています。ただし、今後新たに公開すべき事実が生じた場合は、別途公表する方針です。

参照欧州販売会社サーバへの不正アクセスに関するお知らせ(第二報)/株式会社JVCケンウッド

参照ケンウッド欧州3拠点がサイバー被害、ランサムの可能性も/サイバー保険比較. com