パプアニューギニア政府の財務省が運用している統合財務管理システム(IFMS)が外部からの攻撃によりランサムウェアに感染したことが明らかになりました。
情報によると、同国では国家予算や会計をIFMSで一括管理する構成を取っていたため、ランサムウェアへの感染により、同国が国際社会から受けた援助資金にアクセスできなくなっている状態に陥っているとのこと。
また、データが暗号化された影響で会計関連システムに影響が生じている状況で、複数の職員がこれを認めています。
犯人は仮想通貨の支払いを要求
不正アクセスを仕掛けた攻撃者は現在、パプワニューギニア政府に対して仮想通貨の支払いを要求しています。
同国財務省は対応を進めるとしているものの、原因や具体的な要求額などの説明は避けており、見通しは不透明な状態です。
参照パプアニューギニアにハッカー攻撃、援助資金にアクセス不能−関係者/gooニュース