画像:株式会社バンダイナムコホールディングスより引用
株式会社バンダイナムコホールディングスは2022年7月13日、同社の日本を除くアジア拠点の複数のグループ会社がサイバー攻撃を受けたと明らかにしました。
同社によれば攻撃は2022年7月3日に確認されたもので、社内のサーバーやパソコンが暗号化される被害が生じたとのこと。被害サーバーの一部にはグループ会社が保有する、トイホビー事業に関係する個人情報が記録されていた可能性もあり、流出が懸念されています。
同社によると、公表時点で原因や影響範囲は明らかになっていません。同社は今後、外部専門機関と協力し詳細を調査する方針です。
犯行声明と見られる発言も
ランサムウェアは主に企業をターゲットに据え行われるサイバー攻撃です。
感染後にサーバーや端末の情報を暗号化し、身代金の支払を要求する性質が非常に凶悪と表されており、これまで多くの被害を起こしてきました。
バンダイナムコ社の事案においては、既にサイバー犯罪グループが犯行声明を出しています。情報によると、グループは「ALPHV」を名乗っているとのこと。同社は既に声明を認識しており、詳細を確認中としています。
参照日本を除くアジア地域における当社グループ会社への不正アクセスについて/株式会社バンダイナムコホールディングス