リケン社がランサムウェアに感染、広範被害や業務に影響

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画像:株式会社リケンより引用

株式会社リケンは2022年7月19日、外部からのサイバー攻撃が発生し、同社サーバーがランサムウェアに感染したと明らかにしました。

リケン社によると、攻撃を受けたのは2022年7月17日のことで、同社は事実確認後に被害拡大防止の観点から、ネットワークを外部接続から切り離す措置を講じました。

ところが、同社が原因調査を試みたところ、対応時点で被害は広範な領域に及んでおり、公表時点において原因、被害状況、復旧のいずれにも至っていません。また、日常業務にも支障が生じている状況です。

原因特定などに向け更なる調査

ランサムウェアとは感染先のデータサーバーを暗号化し、システムを使用不可能な状態に陥らせることで知られているマルウェアです。

多くの場合は顧客データや営業機密等の社内情報の流出を伴い、脅しの材料として利用されてしまうため、全世界の企業から恐れられ続けています。

こうした事情を考慮してか、リケン社は今後、警察やシステム会社を含む関係諸機関と連携しながら対応を取る方針です。当面は更なる調査を継続し、原因、被害状況、復旧などの見通しが判明次第、速やかに公表するとしています。

参照当社サーバーへの不正アクセスに関するお知らせ/株式会社リケン