ジャパン・リート・アドバイザーズ、不正アクセスで個人情報暗号化被害

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画像:ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社より引用

投資関連会社のジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社は2022年9月16日、管理を外部委託しているウェブサーバー(被害サーバー)が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、同社が保有する退職者および採用選考応募者の個人情報を含むデータが暗号化されたと明らかにしました。

同社によれば2022年7月6日、被害サーバーに対するサイバー攻撃を検出。同社がこれを調査したところ、被害サーバーのデータが暗号化され、読み取れない状態になっていると判明しました。

同社が対応のため専門家の協力を得て調査を実施したところ、被害データに個人情報が含まれているものの、公表時点で流出した痕跡は確認されていません。ただし、同社は情報流出を完全に否定はできないと判断しており、また、連絡先情報も被害を受けているため、対象者らに不審メールや郵便物等に注意するよう呼びかけています。

なお、説明によると同社は金融庁、国土交通省、個人情報保護委員会等関係省庁に被害を報告しています。今後はセキュリティおよび監視体制を強化し、再発防止に努めるとのことです。

参照不正アクセス及びシステム障害発生に関するお知らせとお詫び/ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社