中国子会社がランサムウェア感染被害、ニプロ株式会社

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画像:ニプロ株式会社より引用

ニプロ株式会社は2023年2月14日、同社の中国子会社「尼普洛医療器械(合肥)有限公司」にて運用するサーバーがランサムウェアに感染したと明らかにしました。

ニプロ社の説明によると、中国子会社では不正アクセス判明後、被害拡大防止のためネットワークの遮断措置を講じたとのこと。ランサムウェアはネットワークを介して感染を広げる可能性もありますが、ニプロ社においては同社および国内外GROUPにおいて二次被害が及んでいないことを確認されました。

ニプロ社の中国子会社では現在、影響を受けたシステムの復旧に取り掛かっています。しかしながら、公表時点で正常復旧への目途は立っていないとのこと。感染の原因や情報流出の調査にも時間を要するとしています。

なお、感染による業績への影響は調査中とのこと。調査により開示すべき事実が判明した場合、改めて開示するとしています。

参照当社中国子会社への不正アクセスの発生について/ニプロ株式会社