放送映画製作所、ランサムウェア被害の続報で「流出証跡確認されず」

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画像:株式会社放送映画製作所より引用

株式会社放送映画製作所は2023年5月12日、同社にて確認されたランサムウェアによるサイバー攻撃事案について、フォレンジック調査結果を踏まえた続報を発表しました。

同社は2023年3月、サーバーに障害が発生し調査したところ、ランサムウェアにより内部データが暗号化されたとしていました。ただし、攻撃の発生は事実であるものの詳細は明らかになっておらず、調査専門機関に調査を依頼していました。

同社が今回明かしたのは、調査専門機関によるフォレンジック調査の結果です。

これによると、「データが流出した疑いを完全に払拭することは困難であるが、本調査においては、サーバのデータが社外に流出した証跡は検出されなかった」とのこと。同社によると被害を受けたネットワークシステムはほぼ復旧しており、今度は継続的にセキュリティ強化を実施し再発を防止するとしています。

参照ランサムウェア攻撃に関する調査結果のご報告/株式会社放送映画製作所
参照放送映画製作所、ランサムウェア感染で業務データなど暗号化か/サイバー保険比較.com