エムケイシステム、ランサムウェア感染でサーバー復旧対応か

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画像:株式会社エムケイシステムより引用

株式会社エムケイシステムは2023年6月6日、同社のサーバーが何者のサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染したと明らかにしました。

説明によると2023年6月5日、データセンター上の同社サーバーがダウンし、ランサムウェアと思しき警告文が表示される事態が起きました。同社が外部専門家に調査を依頼したところ、ランサムウェア感染により、同社サービス提供用に運用しているサーバーデータが全て暗号化されていることが判明しました。

暗号化の影響を受けたサービスは、「社労夢」や「ネット de 顧問」、「MYNABOX」他多数です。「社労夢」は社会保険労務士向けのサービスで、影響により複数の社会保険労務士事務所や顧問先企業が不正アクセスや情報漏えいの懸念を発表しています。

エムケイシステムが2023年6月21日に明かしたところによると、公表時点で暗号化されたデータが外部送信された履歴は確認されていません。また、同社サービスはマイナンバー情報を預かっていますが、影響が懸念される社労夢とは別の環境で暗号化されており、流出の事実は確認されていないとしています。

なお、エムケイシステムは全面復旧について2023年6月下旬~2023年7月上旬を予定しているとのことです。

参照第三者によるランサムウェア感染被害のお知らせ/株式会社エムケイシステム