画像:株式会社レスターホールディングスより引用
株式会社レスターホールディングスは2023年12月12日に、同社およびグループ会社が運用するサーバーが不正アクセスを受け、情報流出の懸念が生じたと明らかにしました。
説明によると、同社への不正アクセスは、ランサムウェアによる国際的なサイバー犯罪集団Lockbitの関与が疑われるとのこと。同社は判明後、ネットワークの遮断など初動対応を取ったものの、ランサムウェア感染により社内システムに障害が発生し、出荷やカスタマーサポートなど業務に影響が生じたと説明しています。
ランサムウェアは感染したファイルを暗号化し、情報流出懸念を引き起こすことで知られているマルウェアです。同社は感染判明時、グループ会社が保有する図面14点などに流出懸念が生じたと説明していましたが、2023年12月12日公表の続報にて「14点以外の情報漏洩の疑いを本日確認いたしました」と追加の懸念を発表。現在、データ確認や漏えい判明時に備えている状況です。
同社は公表すべき新たな事実が判明した場合、速やかにホームページなどで知らせるとしています。
参照当社及びグループ会社サーバーへの不正アクセス発生のお知らせ(第2報)/株式会社レスターホールディングス