ランサムウェア感染でファイルやソフトウェア使用不能に、日東製鋼株式会社

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画像:日東製鋼株式会社より引用

日東製鋼株式会社は2024年1月19日、社内サーバーがランサムウェアに感染したことを発表しました。

この問題は2024年1月16日に発覚しました。その日の朝、サーバー内の業務データやソフトウェアが暗号化されていることが判明しました。この暗号化は、外部の調査機関による調査の結果、攻撃者が実行したランサムウェアによるものであることが明らかになりました。

現時点では、不正アクセスの原因、被害の全容、情報流出の有無については明らかにされていません。日東製鋼株式会社は、対策本部を設置し、外部調査機関や警察と連携して全容の解明に努めています。

ランサムウェアは、サイバーリスクの中でも特に深刻な脅威です。情報処理推進機構(IPA)は、2024年1月24日に公表した「情報セキュリティ10大脅威 2024」のレポートで、ランサムウェアを法人向けのリスクワースト1位に指摘。2024年も綜研化学株式会社がランサムウェアの感染を公表するなど、多数の被害が懸念される状況です。

参照第三者によるランサムウェア感染被害のお知らせ/日東製鋼株式会社