
画像:講談社より
株式会社講談社は2018年7月9日、個人情報を含むノートパソコンを紛失したことを発表しました。
同社説明によると、従業員が2018年6月中旬に東京都内で無くしたとのこと。当該ノートパソコンには個人情報66名分が含まれており、同社は謝罪を行っています。
パスワードでロックされていると説明
講談社は、該当ノートパソコンにはロックがかかっており、「直ちに情報が流出することはない」と説明しています。また、発表時点で情報漏洩の事実は確認されておらず、外部サイトへの掲載や流出は見つかっていない状況です。
同社は既に警視庁に遺失物届を提出しており、捜索は続けられる模様。パスワード設定によるロックが、被害を抑制したと言えるでしょう。
完全に情報漏洩が起きないとは言えない
ただし、今回の事案は、将来に渡り情報漏洩が発生しないと約束するものではありません。
今回のパスワード設定がどのようなものかは不明ですが、一般的なロック設定の中には看破される恐れのあるものがあり、そのためのツールや手法も存在します。
仮にパスワード設定が突破され、情報漏洩が発生した場合は、やはり紛失による一定の過失責任は避けられない事案です。
