画像:東京ガスより
東京ガス株式会社は2018年7月24日、顧客に対するエネルギー提案営業等に関係するリスト書類を紛失したことを明らかにしました。
リストには葛飾区堀切エリアの顧客情報113件が記録されていたとのこと。同社は今回の事案について謝罪を表明しています。
事案の経緯は?
東京ガス株式会社の発表によると、今回の事案は2018年7月13日に社員らが顧客への訪問活動などを行っていた時に発生。
その後2018年7月17日に、社員の1人が自身のカバンを紛失していることに気付き、事案が発覚した流れです。なお、同社は訪問先や立ち寄り箇所などを捜索したものの、発見に至らなかったと説明しています。
紛失した情報の内訳は?
今回の事案は紛失した情報は合計113件。内訳は下記の通りです。
- 葛飾区堀切エリアの顧客情報
- ガスメーター設置所番号
- メータ社番
- お客さま名
- 住所
- 用途コード詳細
- ガス料金契約種別コード
- 定保巡回予定年月
- 前年ガス総使用量
同社は既に警察に紛失届を提出。再発防止に努める考えを示していますが、”紛失”などのヒューマンエラーを100%防止することは現実的に困難です。情報漏洩のリスクに備えたサイバー保険等の対策も必要となるでしょう。